FC2ブログ

平成30年度修養道場について

平成30年度青少年修養道場が近づいてまいりました!

今回は平成30年7月21日(土)~22日(日)の一泊二日で開催いたします。


第35回チラシ
第35回カリキュラム(簡易版)



日蓮宗乾性寺(高槻市天神町1-17-17)で集合し、
その後滋賀県の比良げんき村までバスで移動します。

申込には、お名前・ご住所・参加者のご年齢・保護者の方のご連絡先が必要となります。

LINEをお持ちの方は、こちらからどうぞ!

072-682-0150(FAX)もご利用いただけます。


〆切は、平成30年7月8日(日)です。
また、定員は30名ですので、お申し込みはお早めにお願いします。

引き算の実践

モノだらけの家を、みなさんは見たことがありますか?
私の親族の家が、実はそれなのです。

事情があって、その家の中を片づけることになりました。
同じ高槻市内、通うのも難しくない。1年以内に片づけてしまおう。
そう思っていました。甘かった。

未使用の家具・食器・衣類。そしてゴミ。
ようやく目標の箇所を片づけたと思ったら、奥から未知の収容スペースが出てきて仰天。

私はさすがに家主に提案しました。

「捨てましょう?」
「捨てるもんなんてあらへんで?」

それどころか、欲しいカバンについての相談を持ち掛けられました。



このような考え方を、私は足し算思考と呼んでいます。

あれがあれば安心。これがないとやってられない。〇〇あってこその人生。
これらが足し算思考です。

要するに、どんどんモノやお金、知識や経験を増やそうとします。

「いいことだ」「自分もそうするべきだと思う」と、思われたのではないでしょうか。

私自身、足し算は大好きです。
本は買いこんで積読をしますし、少し前までスケジュールもかなり詰めていました。

ところが、ある日ついに重たくなったのです。
積読本にゲンナリし、限界まで習い事や集まり、仕事に取り組んだ結果、結局何もしない時間が恋しくなりました。
同じ経験を持つ人も、少なくないでしょう。

そのときに重要になるのが、引き算です。
引き算ができれば大切なものが見つかりやすくなり、苦しみは減ります。
引き算ができないと何年経っても片づかない家が誕生します!

ひとつ実験をしましょう。
自分の部屋を眺めてください。
散らかってるなーと思ったら、実験開始。

どこでもいいです。一か所選び、モノを全部移動させましょう。
机なら机、引き出しなら引き出し、捨てなくて結構ですので、そこのモノをすべて視界の外に動かします。
何もないスペースができましたね。
ややスッキリしませんか?

実は人というのは、普段自分がいる場所にあるものを、重要情報として認識します。
例えば読みかけの本があれば、それを重要なものだと判断し、読んでいないと違和感を覚えます。
読めればいいのですが、読めなかった場合不完全燃焼のストレスになります。
これは映画のDVDでも、仕事の書類でも、賞味期限が近い食品でも同様です。

つまり、散らかった部屋で生活している人は、常に何かに駆り立てられているのです。
私の経験上、イライラと部屋の散らかりは概ね一致します。
高齢者の場合、セルフネグレクトも疑われるそうです。
なるべく早いうちに、引き算をするべきでしょう。


これがなくても大丈夫だろう。あれがないほうが自由かも。〇〇しない暮らしをしてみる。
それが、引き算の発想です。

引き算の対象はモノだけではありません。

ブックマーク、習い事、今年やりたいこと一覧表でも同様です。

作ってはいけないのではありません。避けられないこともあります。
ですが、自分の中で旬が過ぎたなら、大切なひとつか二つを残し、残りは捨てるという決断をしましょう。

その方が、限られた時間やお金を有効に使えます。



もっとも、なかなか実践は難しいですよね。

提案があります。
ルールを決めましょう。
簡単なもので大丈夫です。

私が実践していたことを例示しますね。

・ひとつ物を買ったらひとつ捨てる。
・習い事の回数を減らす。
・3週間見なかったページはブックマークから外す。
・年に2、3回、本は棚に収まる数まで減らす。
・書けない、あるいは使っていない筆記具は捨てる。

意外と簡単そうなものもあるのではないでしょうか?
面白くなると、ルールがなくてもできるようになります。

引き算思考の真の狙いは、自分自身にとって本当に大切なものを見極めることです。
大切なものがわかってくれば、今よりも少し楽しい人生を送れると思います。

新しい年度を迎えた今月、新しい自分になりましょう。

私は全財産がカバンひとつという人に憧れていますが、どうなるでしょうね?

初心に帰ろう!

春季のお彼岸も終わり、まだ寒いところもあったりしますが、桜が咲いてきて春らしい季節になってきました。高槻の私の自坊の枝垂れ桜の木に青々とした緑の葉っぱもついてきました。まだもらってきて1年しかたっていないので花は、咲きませんが将来的に楽しみです。

春といえば、学生ならば、新学期、入学式や卒業式があり、社会人なら新入社員が入社したり、始まりの季節といえると思います。
私も去年、4月の半ばですが、日蓮宗の教師の資格を取るために山梨県にある日蓮宗の総本山である身延山久遠寺で修行を行いました。
そこで修行を終え教師の資格をいただき僧侶といえる存在になりました。

後2か月もしたら私は、教師になって1年経ちます。
そう思うとこの頃私は、僧侶になって何をしたいのかをもう一度考えようと思いました。

修行を終え、自坊に帰ってきて、お檀家さん等から暖かい言葉をたくさん頂けました。
私が自坊を継いでくれるとわかり安心できると言っていただきました。
しかし、こういう暖かい言葉に甘えてしまっているのでは、ないかと思いました。
まだ1年目であり、自坊の行事のやり方やお檀家さんなどのお参りなど覚えることがたくさんあることを言い訳に初心をわすれているのではないかと思いました。

私が僧侶になってやりたいと思ったことは、お檀家さんなどと一人一人向き合い話を聞き、不安を解消できる僧侶になることです。
まだ若輩者であり、そういう不安や心配事を相談されることは、まだありませんが、将来的に相談されたときに解決の一助になりたいです。
このように初心を思い出し、忘れず、実行していきたい!

春は、あらたに何か始めてみるにいい季節だと思いますので皆様も今一度初心を思い返してみては、いかがでしょうか。
やりたいことを思い出せるかもしれません。
新たな発見があるかもしれません。

歩けば人は幸せになれる

みなさんは歩いていますか。

こうやって尋ねると、意外と歩いている人が少なくて残念に思います。
私は歩くのが好きです。
歩けば考えがまとまります。
私にも悩みはありましたし、今でもありますが、これまで歩くことで解決の糸口を見つけてきました。
歩けばどこだって哲学の道です。
歩くことは、人生の先生なのです。
素晴らしい先生がいれば人生は幸せです。


180210-2
京都・哲学の道
高槻にもこういうところがあればいいなと思います。
私が哲学者になれれば上牧から水無瀬、島本のあたりを哲学の道と勝手に名づけます。



もちろん、誰にでも歩きたくないときはあります。
車に乗ることもあります。
それでいいのです。無理はよくありません。
ただし、心や頭が疲れているのなら、ぜひとも歩くべきでしょう。
頭や心の疲れを解決するには、耐え忍ぶか打開するしかありません。
どちらを選ぶにしても、気力が必要です。
気力の根源は体力と集中力で、歩くことはその二つを鍛えてくれると私は思っています。

歩くことのメリットは、科学的にも証明されています。
額の裏には、判断力や注意力を司る場所があり、徒歩のような軽い運動で活性化されることがわかっています。
それだけではありません。
歩くことにより、脳内では細胞を守り、回復させる物質が分泌されています。
結果、鬱の改善などに貢献してくれるそうです。
考えがまとまることも、幸せになれるということも、実は科学的に根拠のある話なのです。

現代人ならだれでも、何かとイライラする、話が聞けなくなった、決めたことがやり遂げられないなどの不調を感じたことがあるでしょう。
そんな人は冷血な悪人ではないし、意志薄弱でもありません。
単に集中ができなくて、うまくいかないだけです。
歩いてみましょう。少し歩けば考えがまとまっていくはずです。
歩けば「今・ここ」に集中できるからです。
「今・ここ」に集中することは、近年、 “マインドフルネス”として著しく注目されています。
「今・ここ」に集中することが、2500年前のお釈迦様の時代から続いてきた幸せになるための修行です。

ただ歩くことが難しいなら、数を数えてみるか、リズム感のある言葉を心の中で唱えてみましょう。
私は僧侶なので、「南無、妙、法、蓮、華、経」と唱えています。
リズムに従って歩けば、疲れにくくなるのです。
もし疲れのほうが優勢になれば、それは休み時だということです。
無理のないように歩きましょう。
歩けば人は生まれ変わります。

最近はまだまだ寒いですが、いいお天気です。
歩けば体が暖かくなって、暖房がいらないこともあります。
ぜひ、歩きましょう。
歩けば心身ともに健康になり、前向きな人格になっていきます。
前向きな人格になれば、人に大切にしてもらえます。

歩くことで、幸せになりましょう。



180210-1
余談
京都に行った際、慈照寺(通称・銀閣寺)に行ってきました。
昔は鹿苑寺(通称・金閣寺)のほうが好きだったのですが、最近では落ち着いた銀閣寺のほうに心惹かれます。
ちなみに銀閣に銀を塗らなかった理由は、お金がなかったのと、銀が恐ろしく早く変色するからだそうです。

今年を振り返り

12月に入ると「今年の漢字」と題して今年の世相を表す漢字が京都の清水寺で発表されます。
今年は15万3594票の内、7104票集めた「北」とゆう漢字が選ばれました。北朝鮮による脅威や北海道のジャガイモ不足といったネガティブなものから、日本ハムファイターズの大谷翔平選手の米リーグ移籍やキタサンブラックの活躍など明るい話題も理由の一つにあげられました。

「北」とゆう漢字は二人が背を向けている姿を表しているそうです。平和に向かって歩み寄る姿勢や努力が必要であることを改めて考えさせられました。


さて、このことから私自身も今年一年を振り返り個人的な漢字一字を選んでみました。私が選んだ漢字は「忍」です。どのような状況におかれても、投げ出したりせずに耐え忍ぶ心を少なからず養う事が出来たそんな一年だったと思います。みなさんはどんな漢字を思い浮かべますか?


今年一年を振り返り、新たな気持ちで新年を迎えましょう。
プロフィール

日蓮宗大阪府三島青年会

Author:日蓮宗大阪府三島青年会
大阪府北摂地域(高槻市・茨木市・摂津市・吹田市・箕面市・島本町など)でお寺での修行体験をやっています!
お経の練習のほか、キャンプなどもやります。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR