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心の大掃除をしましょう

最近めっきり冷えて厳しい寒さになってきましたね。いよいよ冬本番がやってきました。日が経つのは本当に早いもので、12月に入ったかと思えばあっという間に10日間も過ぎてしまい、あと3週間余りでお正月というのが俄かに信じ難く思います。
我々の住む高槻・茨木でも市街地や住宅が彩り華やかなイルミネーションで飾られ、世間ではすっかりクリスマスムードが漂っていますが……お正月の準備にせっせと励まねばならないお坊さんには浮かれている余裕などありません(笑)

さて、皆さんは新年を迎えるにあたってお部屋や身の回りを大掃除しますよね?普段なかなか出来ないところまで綺麗にすると、何だかリフレッシュして気分も良くなるものです。不思議なもので無意識に放っておくと、そのうちに部屋も汚く散らかってきたり、すっきりと晴れていた心も曇ってくるのですが……実はこれは私たち人間に様々な欲望や欲求があって、知らぬ間に心が汚れてきて、それが形に顕われているものなのです。

12月31日の大晦日の晩に除夜の鐘を撞くのは皆さんにも馴染みがあると思います。一説にはその由来は人間の煩悩が108つあって、清浄な鐘の音と共に私達の煩悩を取り除いて「新しい清らかな心でお正月を迎えよう」という願いが込められていると言われています。つまり1年の最後の最後心の大掃除にをしているのです。

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お寺で鐘を撞いたらお寺のお堂や神社にも参拝してみましょう!私たちが普段何気なく暮らしている間にもちゃんと神様・仏様のご加護を受けているのです。私は信仰心が無いという方でも、ものすごくお腹が痛い時には「あぁぁ~神様助けて下さい~」と祈りますよね?私たちは心のどこかに仏様を抱いているのです。このことを難しい言葉では仏性と言います。

さて、説明はそれくらいにして……除夜の鐘からお正月は神社仏閣にお参りして、心静かに合掌して「1年間見守って下さってありがとうございました」という感謝の念でご挨拶してみましょう。

そして続けて「新しい年も安泰に過ごせますように」とお願いしましょう。きっと心がスーッとして清らかな気持ちになると思います。
まず第一に「心」を綺麗にすることで、やがて私たちの日々の姿勢や行動が変わって実が結んでいくのです。

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これからとても寒い時期ですが是非とも大晦日・お正月にはお寺・神社にお参りして、皆さんも一緒に心の大掃除をしましょう!

億人 拝

やや憎い秋の芸術

紅葉の季節は、落ち葉の季節です。

他府県の人が高槻市と聞けばそこそこ都会のイメージがあるみたいです。
ただ、我々のお寺がある上牧・梶原・神内などと呼ばれる地域は、
カフェやコンビニもほとんどない田舎です。
自然が多いため、落ち葉に悩まされる地域でもあります。

私のいるお寺も落ち葉だらけです。
行事が近いから綺麗にしようと思ったのですが、なかなか大変です。
ある日、掃除が終わりに差しかかったときに運悪く突風が吹きました。
集めた落ち葉が、すっかり散らかってしまいました。
咄嗟に反応に困って無表情になり、その後ため息をついて、
それから諦めてお掃除を再開しましたが、竹ぼうきの扱いはさっきよりも荒くなります。
ゴルフでもしているように見えたかもしれません。
八つ当たりだってしたくなります。真犯人は偶然という手の届かない相手なのですから。

掃除のときは、たびたび偶然に苦しめられてきました。
落ち葉を完璧に片づけた! 自然に勝った!
そう思った絶好のタイミングで、強風がやって来ます。
簡単には終わりにしてくれないのです。
私の集めたゴミが隣の人の家の前に飛んで行って、気まずさからまとめて綺麗にしたこともあります。
しかしそうすると、今度はまだ掃除していないところが相対的に汚く見えます。
この苦しみも、その箇所が偶然目に入ったせいです。

ただその偶然からは、とても大切なことを教わりました。
それは、綺麗さにこだわると終わりがないということです。
ここで諦めたら大自然に、ひいては自分に負ける! と考えるともう大変です。
ただ我々は、どうしてもそう考えてしまうみたいです。
良くも悪くも、今、完璧を目指す。
だから、目に入ったちょっとの落ち葉が許せないのでしょう。

あれから数日経って、境内をじっくり見つめてみました。
やっぱり落ち葉がたくさんあります。
ただ、風が吹いて葉が落ち、また風が吹いて飛んでいく様子を見ているうちに、
自然とはこういうものなのだという気づきをもらいました。

別に落ち葉も風も、我々に勝負を仕掛けているわけではないのです。
葉は落ちるし、風は吹きます。
当たり前です。怒ることでも悲しむことでもないでしょう。
そうわかってから、葉が落ちてくることにむしろ肯定的な私がいます。

ふと外の景色を見れば、黄色い落ち葉が模様みたいに綺麗に見えました。
ゴミだと思わなければ、なかなか悪くない芸術です。
きっと“インスタ映え”したに違いありません。
この瞬間を見られたのも偶然のおかげです。
偶然というのは、根は悪いヤツじゃないのかもしれないです。

落ち葉の季節、掃除が大変ですね。
ですが芸術の秋です。自然の芸術が素晴らしい季節です。
風邪をひかないように気楽にやっていきましょう!


合掌(-人-)
大阪府三島青年会 沙門某

30に成り、今にして思う『大人』とは・・・

我門家は夜はち、昼はめて之を案ぜよ。

   一生しくして万歳悔ゆる事れ。」




私たち日蓮宗の大切な言葉です。

僅かな時間も無駄にせず、仏法のことを考えなくてどうしますか。

一生むなしく過ごして悔いを残すようなことがあってはなりませんよ。



日蓮大聖人のお言葉です。



我が町高槻にも冬の足跡が聞こえ始め、冷え込み厳しい日が続きます。

体の弱い私はいつ熱を出してしまわないかと戦々恐々です。

そして、いったん熱を出してしまうと、数年前のようには簡単に治らなくなったなぁ、と感じてしまう近年。



実は私、がもんも30の齢を数えるようになりました。

私が昔見ていた30歳はもっと大人であったような気もします。



ある漫画に

『大人とは、自分のことを子どもだと知っている人のことを言う』

という台詞がありました。



大学時代にいたく感銘を受けて、そこいらで言っていた記憶があります。

でも今日、少しこれでは甘いのかな、とも感じています。



と、いいますのも、これはあくまで若年層向けに描かれた物語のセリフである、ということです。

※このセリフが的を射ていないとか、本質ではないとかいう話では決してありません。



お釈迦様がお弟子様の習熟度によって説く教えを変えて行かれたように、



若者向け”大人”

大人であることを求められる人”大人”とは、



少し姿が違うのかな、と思います。





この10年、私の周りにご両親を亡くされた方が多くいらっしゃいました。

10代のときより格段に増えました。

単純に、友人の年齢層が自分と一緒に上がったことが原因でしょう。



彼らは同世代ながら、私のしていない経験を持った人たちです。

その彼らが、一様に



「もっと親と話しておけばよかった」



と言うのです。

20代というのは特有の万能感を抱いている人間も多く、恥ずかしながら私もその一人でありました。

上の年代を馬鹿にし、話を聞かず、自分の能力を根拠なく信じる。

時にその自信もいい方に転がることはあるのですが、大抵は上手くいきません。



そして頭を打って、反省をしながら”成人”の意味を考えていくのだと思います。

その中で、改めて親のありがたみ、親しい大人のたくましさ、賢さ、分厚さを知り、大切な”聞く耳”を得ていくのでしょう。



しかし、若くして親を失ったある自信家な僧侶は、

「実は自らの上に覆うものが、自分を守っていたのだと気づいた」

と言っていました。



「自分で立って、自分で背負って歩くことがこんなにもしんどいとは思わなかった」



「初めて、父を尊敬した」





彼は私に、父の残したものを守り、続けていく決意を語ってくれました。



自立とは苦しいものです。



決断とは辛いものです。



守るとは痛みを伴うものです。



それでもなぜ人は自立し、決断し、守ろうとするのか。



そうしたいから



としか言えないでしょう。



おぼろげながら、私は大人と言うものを”自由”なものと認識しました。



自由とは。



自らの意志と足で立ち、歩く方向を自分で決められることを自由というのです。

身を寄せるも自由、独り立つことも自由。

信じるも自由、信じぬも自由。



ただその選択に意思があり、自らの心を生かさなければそれは自由の奴隷となってしまうでしょう。

自立し、自由で、自在である。

それを、私は大人と呼ぼうと思います。



万歳悔いることなき一生は、

貴方の意思を込めた選択の上にしかありえない
のです。






沙門某 平成29年11月12日

テーマ : モノの見方、考え方。
ジャンル : 心と身体

充実した日々

暑さも一段落した秋は過ごしやすく様々な事に挑戦しやすい季節です。
食欲の秋・スポーツの秋・読書の秋等ともいいますが、充実した日々を送りたいものですね。

僕自身はこの秋、あることに夢中になりました。
そう僕の夢中になったこと、それはラーメン屋巡りです。
関西圏では有名なお店はもちろん、まだまだ知られてはいない美味しいラーメン屋さんが沢山あります。
この秋すでにいくつかのお店を巡り、自分好みのお店を探すことが出来ました。
そのお店は阪急茨木市駅より徒歩六分のところにあります「一慶」というお店です。
メニューの中で特におススメしたいのが塩ラーメンです。
透き通ったスープと歯ごたえのある麺の相性は抜群で、トッピングのチャーシューも最初は半生ですがスープの熱で徐々に馴染み、アクセントに筍の甘味がほのかに感じられ、何度食べても飽きないラーメンです。
是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

又、美味しいラーメン屋を探していく中で、そこで働く方たちの熱意や情熱を感じることが出来ました。
たかがラーメン、されどラーメン!
情熱をかけた一杯のラーメンに感化された気がします。

今後も色々なラーメン屋に足を運び、又人との出会いも楽しみながら充実した日々を送りたいと思います。


合掌(-人-)
大阪府三島青年会 沙門某

修養道場とは?

修養道場とは、日蓮宗の修行体験ができるイベントです。
日本全国で、開かれています。

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ここでは大阪府三島(高槻市・茨木市・摂津市・吹田市・箕面市・島本町などの地域)の修養道場をご説明します。

大阪府三島修養道場では、お坊さんと青少年の交流を目指して、様々なイベントを行なってまいりました。

みんなでカレー作り、お経の練習、花火、仏様の前での作法など、
数知れないほどに多くのことを行ないました。

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場所についても大阪府三島の中にとどまらず、
平成29年度は京都府城陽市に、平成27年度においては山梨県の身延山というところに行きました。

日蓮宗のお坊さんと一緒に、色々なところへ行き、色々なことをするためのイベントとお考え下さい。

時には厳しく指導を行うこともありますが、
毎年たくさんのご好評をいただいております。

原則として小学3年生以上の方であれば、どなたでもご参加できます。


開催の際はこちらで告知を行ないますので、
ぜひともご参加くださいませ。

なお、皆様からご質問いただいたことを、
周知のためこのブログで紹介させていただくことがございます。

※もちろん個人の特定に繋がりかねない情報は記載しません。
※ただし、参加された方が映っている写真をこのブログにアップロードすることはございます。
 好ましくない場合はお伝えくださいませ。


どうぞよろしくお願いします。
プロフィール

日蓮宗大阪府三島青年会

Author:日蓮宗大阪府三島青年会
大阪府北摂地域(高槻市・茨木市・摂津市・吹田市・箕面市・島本町など)でお寺での修行体験をやっています!
お経の練習のほか、キャンプなどもやります。

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